雨のち晴れ!明けぬ夜は無し!

病と家族に向き合う自称ファイターの雑記帳

2022/12/29・T病院担当医の問診の巻

担当医の問診内容と今後の治療方向

医師の問診内容は非常に詳しい内容でした。

過去からの病歴に始まり近親者の病歴。進行中の咳や息苦しさ、どんな場合にどんな症状が出るか。

 

湿疹や皮膚の症状の変化、足、手指、各関節、腕や脚の筋力や可動域角度と稼働量などあらゆる方向から触診を加えて状態を診ていただきました。

 

手指に関し「多発性皮膚炎」の疑いもあり「機械工の手」と呼ばれる指先の症状や、指の背中と横部分の状態の観察。「多発性皮膚炎」の病名確定も難しく生検が必要だったりするので慎重に進めるとのことでした。血液検査など十分な検査をしていくとのことでした。

 

「抗ARS抗体」陽性反応から「間質性肺炎」「多発性皮膚炎」など合併症が予想されるが、特に「間質性肺炎」の症状が進行していると考えてよい。

 

間質性肺炎」の原因は「抗ARS抗体」による自己免疫疾患が大方の要因だとすれば今後の治療方針としては「ステロイドパルス療法」の予定です。その際は数週間の入院の中で副作用を見ながら対処対応しつつステロイドを継続して投与していきます。

 

ステロイドとは副腎から作られる副腎皮質ホルモンの1つ。ステロイドホルモンを薬として使用すると、体の中の炎症を抑えたり、体の免疫力を抑制したりする作用があり、さまざまな疾患の治療に使われています。

 

今日は血液検査、心電図、尿検査、X線検査を行いました。詳細の結果については年明け令和5年1月5日あたりに出ます。

 

これらの結果から細かなデータを集めて、今後の「ステロイドパルス療法」に係る適切な投与量などをコントロールしていきます。

 

検査結果に不具合が見られた場合は5日までに電話を直接入れるので6日から入院ができるように準備をしておいてください。

 

わかりました。この約半月で体の状態が悪くなり病院を変えながら今日まできました。

全てお任せしますので今よりも少しでも回復して楽になりたいと思うだけです。年末年始は予定もありましたがコロナの感染やインフルエンザの流行もあります。それよりも私の状態は急性増悪になった場合は覚悟もしなければいけないことも今回十分に理解できましたので家族は予定とおりに行動してもらい私は外出をしないことにします。

 

そうですね。おそらく6日から入院治療に入った方が絶対に楽になります。そのためにもコロナを始めとする感染症は絶対に避けなければいけませんよ。感染したら、そこから更にステロイド療法が遅れることになります。先ず気をつけていてください。

 

わかりました。来年もよろしくお願いします。

 

次回 ”もりじぃ” 入院確定か? に続く

6日まで約1週間、どのように過ごすか”もりじぃ”❣