2023/2/4・インスリンについて
入院30日目
本日の話題は↓のとおりです(^^♪
■「自己注射」
■「血糖値の自己測定」
■「インスリン注射時間と部位」
■「インスリン量」
■「インスリン製剤と種類」
血糖値の薬剤療法を中止し「インスリン注射」のみになりました。
1日4回の血糖値の測定、その値に応じてインスリン単位の注射を看護師に打ってもらいます。
数日先には自己注射の指導と練習が始まります。
少し楽しみにしてる”もりじぃ”です
自己注射(自己=”もりじぃ”です💦)
前回ブログの記事どおり、退院後「インスリン自己注射」ができるよう看護師と薬剤師から指導を受け老体に鞭を打ち練習する💦”もりじぃ”です。
自己測定(自己=”もりじぃ”です💦💦)
血糖自己測定(SMBG)=Self Monitoring Blood Glucose
患者が自宅など医療現場以外の場所で簡易血糖測定器を自分自身で操作して血糖モニタリングを行うこと。先のブログでも紹介したように指先に小さな傷をつけ各機器で評価測定ができる。※針を刺さずに測れるタイプもあります
測定については次回の報告になります(^^♪
ところで・・
インスリン注射と聞けば、「インスリンの薬が注射に入っている物を腕に打つ?」と言ったイメージが先行すると思います💦病院などドラマで見る注射と針?とか?
実のところ、「インスリン注射」自体はドラマで見るようなガラスタイプの注射ではなかったんです。※1筐体はプラスチックでカラフルな色、太くて持ちやすく軽い。針がどこについているか分からないほど安全にできているようです。
※1看護師が患者に打つインスリン注射はガラスタイプが主流かと思います。
マニュアルも分かりやすく、指導を受けながら”ゆっくり”実践をしてみました💦
一日に4回測定してもらい、4回の自己注射をしますから、3日もすれば12回の練習実績にもなりますから💦大きい前進になるでしょう。
1週間も続けて練習しますから、血糖値に連動した単位数も流動的に変化すると思いますが、継続していく間に単位数も固まっていければと思うところです💦
何回かの感想として
思ったよりできるかなと💦一つひとつの動作に意味があって、意味を理解すれば間違いも少なくなりました💦アルコール綿で拭き取る場所がありますが、なぜアルコール綿を使わなければいけない場所か?などとか?
試し打ちで、薬剤が出る確認ができ次第に指示の出た単位をセットし打ちます。
何回か打ちましたが、基本的に皮下注射なので痛くないですが、稀に痛い部分に的中した時がありました💦💦
インスリン注射は、誰でも簡単にできます。薬剤や注射器がどんどん進化して簡単に注射できるようになっています。
自己測定は、機器の準備が整い次第、指導を受けながら練習が始まると思います。
あっちもこっちもになりますが、落ち着いて慣れていけるようにします💦
注射時間と注射部位
指示された時間に指示された単位を自己注射します。注射の部位は、腹、腕、太ももなどが一般的だそうですが、現在、腹のみです💦
部位は、腹なら腹に注射しますが、2㎝から3㎝位をずらして注射します。今日は腹で、明日は太もものように部位を毎日変えることはないようです。
インスリンの量は計算で求められた単位を打つようです。患者の状態で異なりますが通常は、患者の体重を参考に1日の全量を決定するようです。
基本的に体重1キロに対して、0.8から1.0単位が必要。体重50キロの人であれば1日のインスリン量は40~50単位になるようです。
以上が基本的な考え方ですが、現在は血糖値に対し看護師が医師の指示で単位数を計算してくれます。その単位を自分がセットして打っています。
今は単位数も流動的ですが、今後は半固定になると思います。場合によっては、血糖値の値と、朝昼夕の食事前の時間の混合で単位を変えていくようですが、まだまだ先のことかと思います💦
インスリン療法は、インスリンの量でその後の血糖値の値が決定してきます。
食事の内容や時間が大きくズレたり、運動量によっても変動します。単発で高血糖が見られたから、直ぐにインスリンを増減する位に単純ではないコントロールの難しさがあるように思いました。
インスリン製剤種類
①超速効型インスリン製剤
食事直前の自己注射。食後の血糖値の上昇を抑えて食後高血糖を改善する。
注射してから効果が出るまで10分から20分と早く、食事の直前に注射でき、仕事などで食事時間が不規則になった場合への対応が可能で生活の質が高められる。
②速効型インスリン製剤
食事の約30分前に自己注射する。食後血糖値の上昇を抑制して食後高血糖を改善する。
注射してから効果が出るまでの時間は30分から60分で、インスリン作用の持続時間は5時間から8時間。
③中間型インスリン製剤
不足しているインスリンの基礎分泌を補い、空腹時血糖の上昇を抑制します。
注射してから効果が出るまでの時間は60分から180分で、インスリン作用が持続する時間は18時間から24時間。
④混合型インスリン製剤
超速効型、速効型、中間型インスリンを様々な割合で予め混合したインスリン製剤。
効果の発現は超速効型または速効型インスリン製剤と中間型インスリン製剤のそれぞれの作用時間にみられますが、作用の持続時間は中間型インスリン製剤とほぼ同じになります。
⑤持効型溶解インスリン製剤
不足しているインスリンの基礎分泌を補い、空腹時血糖の上昇を抑制して1日中の血糖値を全体的に下げる働きがあります。
効果が出るまでの時間は60分から120分で、インスリン作用が持続する時間ほぼ1日にわたります。